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パリへのチケット


彼女にとってSAKURACOジュエリーはParisへのチケットのようだ。

私のジュエリーを連れて帰ると、その数日後にParisへと旅立つことになる、ということが二回続いた。

一回目は突然。

二回目は必然。

普段は子どもたちにダンスを教えている彼女だが、自分のためだけに優雅に舞っている、そんな光景が浮かび、彼女のコズミック・ナンバー《5/6/11》と彼女のイメージから、数ヶ月を経てようやくカタチになった。

軽やかだけど優美、というのがどうしても外せないポイントだった。

出来上がってからすぐには連絡しない。

生まれたてはまだなんだかキメが荒く、粒子が馴染んでいないよう。

まずはアトリエの中の小さなステージでデビューをする。

私の日常で行ったり来たりしているうちに、ふとその子に目が止まる瞬間がある。

ジュエリーが突然可愛くなっているのだ。

明らかに出来立てとは違う装いで、「もうOKよ」と言っているかのように佇んでいる。

そうなった時に連絡すると大抵ドンピシャのタイミングで…。

しかしこのジュエリーだけはちょっと違った。

彼女のParis行きのタイミングを計っているかのように、アトリエに1年近く居た。

この一年で彼女もきっといろんな変化があったんだろう。

その覚悟を待っているかのようだった。

先日、この子と目が合った時に「もうそろそろかな」と思った。

その数日後、

「そろそろお迎えにいってもいいですか?」と彼女から連絡がきた。

「SAKURACOジュエリーを連れて帰ると必ずすぐにParisに行くことになるんです。

実は明後日からParisに行くんですよ。だから必ずこの子を連れていきたいと思って…。」

今回は偶然というよりも必然でのParis行きの流れ。

しかも彼女がお迎えに来た日が日食で、そして日食オンタイムの時間だった。

すごい流れだな…。

「私もParisに連れてってね」と思いを託し、見送った。

今、彼女とこの子たちはParisにいる。


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